2016/11/20 活動報告会&交流会

この度、遅ればせながら皆様から頂いた寄付金についての報告と協議会の活動報告、そして各委員がそれぞれに取り組んでいる活動についてを「活動報告会&交流会」というカタチで参加された皆様とシェアさせていただきました。 

【活動報告会&交流会】

■日付 2016年 11月 20日(日)
■場所 あきる野菅生の森づくり協議会活動場所

 

当日は協議会としての活動報告だけでなく、各委員がそれぞれ関わっているフィールドでの取り組みの発表や、それぞれの団体のブースが開設されました。


・発表した団体
  0909ヤマMTBプロジェクト
  南アルプスマウンテンバイク愛好会
  秦野ホイールクラブ

  町田ホイールクラブ
  西多摩マウンテンバイク友の会

 

また同所にて西多摩マウンテンバイク友の会の緑の再生プロジェクト活動も行われており、希望者への見学説明も。そしてボランティアマウンテンバイク体験コースとパンプトラックも開放され、あちこちで歓喜にあふれたマウンテンバイカーの笑顔を見ることができました。

とりもなおさず、各団体が行っている活動そのものが、マウンテンバイクをとりまく環境の礎がきちんと前進しているコタエの一つなのかと思います。

 

朝早い集合でしたが、マウンテンバイクの環境をきちんと前進させたいという熱い有志を持ったマウンテンバイカーが集まりました。

(仮)という不名誉?な名称もとっぱらい、『東京都マウンテンバイク利用推進連絡協議会』を正式名称として、組織としての規約を発表、これまでの取り組み、会計報告などを発表。

黎明期からマウンテンバイクシーンを牽引していただいた大竹さんにもご参加いただき、貴重なお話をいただけました。

「カナダや北米の恵まれたMTB環境が現在あるのも、それぞれの地域や環境、行政と密接に関係づくりをしてきた地道なローカル活動があるから。羨ましいと思うだけで、MTBをわかってもらうだけの努力もしないでは何も実現しないよ」と。この言葉は全員の胸に深く刻まれました。(詳細はこちらにも掲載あります。ご本人のFacebook投稿より)

数年前は単なる野山だった山の頂き。ローカル、土地所有者、行政、マウンテンバイカーがつながった結果として、初級者も上級者も一緒になって楽しめるパンプトラックが存在するのです。

 

※このパンプトラックは、現在「あきる野菅生の森づくり協議会」での活動と、あきる野市内でのボランティア活動時に解放されている場所となっております。将来的により多くの方が楽しめる仕組みづくりが着々と進行中です。

パンプトラックの周りには、山そのものの良さを体感できる散策路の造成が着々と進んでおり、作業に従事してきたメンバーが、当イベント参加者に丁寧に説明をする場面も。

当日、参加された方の一番目を引いたのはこのバイクかもしれません。

『東京の山が走れるうちにご協力ください』

この意味がわかる人は、きちんと前進あるのみなんです。もう無視&無関心でいられる時代とは決別しましょう!

この一日で環境は何も激変していません。

各団体からの活動内容をイベント参加者がお土産として持ち帰ってくれることから始まり、それぞれの地域特性や個人環境に合わせた何かしらのアクションに活かすため、「地道な一歩」を踏み出してくれることを願うばかりです。

 photo by Hideyuki Suzuki